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横浜歴史探訪「あざみ野」(中村元哉)

こんにちは、編集・執筆を担当している中村です。じめじめとした梅雨もようやくあけ、カラッと晴れた夏がやってきましたね。

今回は、横浜市青葉区にある町「あざみ野」の歴史についてご紹介します。東急電鉄(田園都市線)と横浜市営地下鉄(ブルーライン)の駅があり、東京・横浜へのアクセスが良いエリア。あざみ野駅周辺には商業施設の「あざみ野ガーデンズ」や「etomoあざみ野」があり、お買い物やお食事に困りません。実際に街を歩いてみると、閑静な高級住宅街のなかに公園など自然があふれていて、ファミリー層に人気の理由がうかがえます。

このあざみ野という名前。じつは比較的最近付けられた町名です。もともと現在のあざみ野の場所は旧緑区(現青葉区)の元石川町、大場町、美しが丘5丁目の一部でした。ですが、都市開発が進むなか、人口増加にともなって新たな町名が付けられることに。1976年に地元住民の要望で、近くを流れる早渕川の土手に咲き誇る花「アザミ」からあざみ野の名前が生まれました。

1977年には東急田園都市線あざみ野駅が開業。同年に多くのビルや、住宅も建設されました。駅の開業にあわせて人口は年々増加し、さらなる利便化のため1993年には横浜市営地下鉄あざみ野駅が開業しました。これによりベッドタウンとしての地位が確立され、多くの人々が住む街となりました。

ちなみに、先ほど出た元石川町という名前ですが、1939年までこの土地は「石川」と呼ばれていました。横浜市が同地域を編入する際、「元」が新たについて「元石川」に変更。なぜかというと、横浜市中区にすでに「石川町」があったから。意外とシンプルな理由で名づけられているのですね。

横浜市営地下鉄(ブルーライン)は市内外への移動の円滑化・利便化の向上にむけ、あざみ野駅から新百合ヶ丘間をつなぐための延伸工事を行う予定です。すでにあるあざみ野駅を除く新駅4つの場所と、すすき野付近を通る線路のルートが今年発表されたばかり。完成予定は2030年とまだ先ですが、あざみ野駅のさらなる発展が期待できそうです。

住宅街のなかには神社も。自然豊かで夏でも涼しく過ごせそうです。