雑感151012
あっという間に10月になって、夜はけっこう寒くて、もうトレンチコートの季節ですねー。
法人化してから新しい仕事を依頼していただけることもあれば、
相見積で負けてなくなる仕事もあるし、
うまく取り組めて納得のいくクオリティで進められる仕事もあれば、
トラブル続きの局面をいろんな方に助けられてようやく乗り切る仕事もあり。
いくつになっても出会いと感謝と反省と成長で、
失敗も成功も経験を積み重ねていくしかないのだなと思う。
今は30代のわたしも、すぐに40代になって50代になって歳をとっていくわけで、
若さだけは取り戻せないんだな~と感じることが多くなってしまった。
センチメンタルだな。
仕事で出会う才能あるなと思う人も年下の場合が多い。
若いということはそれだけで価値があることだなと最近よく思うんだけど、
学生時代は自分もそういう風に言われてきたような気もするが、
渦中にいる時にはその価値には気づかないものだ。
アイドルとかを見てても30代以降が正念場。
うまく歳を取れないジャニーズとかやっぱりいるし、
若いから許されるゾーンはとっくの昔に過ぎてるから、
かっこいいとかセンスいいとかのレベルじゃないスキルとか人間性が確実に求められてくる。
グループで2人目の既婚者が誕生したトキオはやっぱりうまく歳を取ってきた人が集まってるグループなんだと思う。
※ジャニーズは既婚者は1グループ1人の神話があったのでそれを破ったこと自体がかなりすごいことなのだと思う
アイドルの話はそれはそれだけど。
最近読んだマンガ「重版出来」の最新号でマンガ編集者は「作品に触らない」というスタンスについて書かれていた。
この距離感は自分の仕事においても大事だなと思ったりするのだが、
ネームを書き直させたり、ボツにしたりする時に、どのように作品に触らないスタンスを保ちながら接しているんだろう、
作品に触らずに、作者と読者をつなぐために作品を直させるということは、どういうことなんだろうと興味を惹かれました。
マンガ編集者の人に聞いてみたいです。
何はともあれこの秋冬を乗り切らないといけないのでがんばります。
及位友美